腋窩多汗症とその診断方法とは?脇汗が匂う場合の原因とは?

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腋窩多汗症とその診断方法とは?脇汗が匂う場合の原因とは?

脇汗が気になって自分で情報を集めていろいろと試している人も少なくないでしょう。

 

しかし「多汗症」という病気があるのを知っていますか?

 

多汗症と診断されれば保険の適応でより効果的な治療を受けることができます。

 

脇汗を抑えるためのデオドラントなども販売されていますが病院で処方されるものに比べると有効成分やその含有量などが違います。

 

いろいろ試してみて効果がないのであれば病院を受診してみてはいかがでしょうか。脇汗の多汗症の正式な病名としては「腋窩多汗症」といいます。

 

脇の下を晒す女性

腋窩多汗症とは

腋窩(わきか)は体温調節の発汗のみならず緊張などの精神性の発汗も起こる特殊な部位です。

 

左右対称性に多汗が発生して下着・シャツにシミができるほど。左右のどちらだけの発汗ということはありません。

腋窩多汗症の診断基準

  1. 初めて症状が出るのが25歳以下である
  2. 左右対称性に発汗が発生する
  3. 睡眠中はとくに腋窩の多汗がない
  4. 家族歴がある(家族にも同じ症状の人がいる。遺伝的要素)
  5. 脇汗により日常生活に支障をきたしている

上記のうち二項目以上があてはまれば検査など行って確定診断するための検査など行われます。

 

ただし、診断基準はこれだけではなくほかの診断基準を採用している病院もあります。

腋窩多汗症の治療内容とは?

第一選択として脇に塩化アルミニウムを有効成分とする外用薬を用います。

 

第二選択はワキにA型ボツリヌス毒素を注射する方法です。ただし現在ではまだ保険適応外なので全額負担の治療となってしまいます。効果の方は人によって違いますが、4〜9か月も汗を抑える効果が持続します。

 

ほかには内服療法がありますが、これは脇汗だけではなく全身に効果を示すので副作用の恐れもありますし、効果やその根拠となる情報があまりないために積極的には選択されていないようです。

 

第三選択として手術療法があります。手術方法にも数種類ありますがどの方法にもメリットとデメリットがあります。手術方法の選択においては主治医と充分検討したうえで決定されます。

 

このように脇汗はちゃんと保険適応で治療することができるのです。

 

脇汗を抑えることではつらつとした生活をおくれると思うのであればぜひ一度病院を受診してみましょう。

 

また、発生した脇汗が匂っているとお感じの方もいるでしょう。その原因とな何なのでしょうか?

腋窩多汗症によって発生する脇汗の匂いの原因とは?

じつは脇汗自体に匂いはない 

脇汗だけでは鼻を刺激するような匂いはしません。

 

脇汗に限らず汗には塩化ナトリウムやわずかに尿素がふくまれており、ほかには塩素・マグネシウム・乳酸・カルシウムなどが含まれています。

 

それから汗を分泌させる腺だけではなく皮脂腺というものもあり、そこからは皮膚の保湿や保護作用をもつ皮脂が分泌されています。

 

成分を聞けばどれもキツイ臭いがしそうなイメージはないと思います。

匂いの原因は主にふたつ

雑菌

わき汗の臭いの主な原因となるのは「脇」であるからこその特徴が影響しています。わきは皮膚どうしが密着しやすい場所であり湿度を保ちやすい環境にあります。

 

そのうえ身体のほかの部位よりもアポクリンセンが多く存在しているため、塩化ナトリウムやマグネシウムなどの有機物が出やすいのです。

 

湿度が高く有機物がたまりやすければ当然細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。雑菌が有機物を栄養として増殖してしまいます。

 

その過程で酸味のある匂いを分泌させてしますのです。

 

そのうえ男性ならほとんどの人がわき毛の処理などしていないでしょう。わき毛が多く長いほど細菌が増殖してしまうスペースができてしまうのです。

 

わき毛が多ければ多いほど、長ければ長いほど細菌が増殖して臭いを発してしまいます。

 

これを予防するには脇汗をこまめに拭いたり、抗菌作用のあるデオドラントなどを使用することで予防に効果があります。

酸化

もう一つは「酸化」です。これは先に述べた最近の増加に影響されることなく臭いを発してしまいます。

 

これは体内の脂質が活性酸素によって「酸化」されることなどで臭いの原因物質を作ってしまいます。これが汗として排泄されることで臭いを発してしまうのです。

 

それだけではとどまらず、排泄された臭いの物質が空気に触れてさらに酸化されることでより強い臭いになってしまいます。

 

これは加齢臭ともよばれていて、脇よりも頭部や背中・耳の後ろなどでとくに匂いやすいのですが、脇からも臭いを発してしまいます。

 

ビタミンA・E・Cをきちんと必要量摂取することで体内の脂質の酸化を防止することができます。

 

これに加えて汗をこまめに拭き取ることで予防に効果があります。

 

 

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